大本山増上寺

建立四〇〇年記念特別公開

国指定重要文化財 三解脱門

お知らせ

  • 三解脱門特別サイトがリリースしました。

東京に400年変わらぬ江戸があった――。

増上寺の表の顔として、道往く人々にその威風堂々とした姿を見せるこの門は、当山の中門に当たり(表門は大門)、正式名称を三解脱門(さんげだつもん)といいます。三解脱門とは、むさぼり【貪欲(とんよく)】、いかり【瞋恚(しんに)】、おろかさ【愚痴(ぐち)】の三つの毒から離れ、極楽浄土に入る心をつくるための門とされています。
慶長16年(1611)、徳川幕府の助成により、幕府の大工頭・中井正清とその配下により建立され、元和8年(1622)に再建されました。増上寺が江戸初期に大造営された当時の面影を残す唯一の伽藍で、東京都内でも最も古い木造建築物のうちの一つです。
建築様式は、入母屋造り・本瓦葺の屋根に朱漆塗重層の二重門で、唐様を中心とした建物に和様の勾欄などが加味され、美しさを見せています。

楼上(2階内部)には、釈迦三尊像、十六羅漢像、増上寺歴代上人の尊像が奉安されています。

芝増上寺黒本尊開帳之図(増上寺蔵)
芝増上寺黒本尊開帳之図(増上寺蔵)

釈迦三尊像/十六羅漢像

三解脱門楼上には、中央に釈迦三尊像、その左右に8軀(く)ずつ、16軀(く)の羅漢像が安置されています。釈迦三尊のうち中尊・釈迦如来坐像は、寄木造りで像高115.5㎝、七重蓮台に坐します。

向かって左の象に乗る普賢菩薩坐像、右の獅子に乗る文殊菩薩坐像はともに像高約69㎝。三尊とも玉眼で漆泊(うるしはく)がしてあり、衣には蒔絵風の模様があります。

三尊の脇壇上に腰かけ、あるいは坐っている十六羅漢像は、寄木造り、玉眼、円頭。像高は83~99.5㎝、胡粉(ごふん)仕上げで衣は極彩色。釈迦三尊・十六羅漢ともに、京都絵所・法眼徳悦が彩色を行っています。

これまで仏像そのものの作者は不明でしたが、近年の研究では室町時代末期から江戸時代初期にかけて南都を中心に活躍した下御門仏師・宗印一門の手によるもので、制作年代は天正末年から慶長前半あたりと推測されています。

開催概要

特別公開

国指定重要文化財 三解脱門

【期 間】
令和4年10月1日(土)~11月27日(日)
【定休日】
火曜日
【時 間】
10:00~16:00 (最終入場)
※混雑状況により変動する場合があります。
【拝観料】
〔大人〕 1,000円 /
〔中高生〕 500円 /
小学生以下無料
※記念品付

お問い合わせ

【増上寺 三門公開事務局】
TEL:03-3432-1431(代)
※お電話の受付時間は、9:00-17:00となります。

国指定重要文化財 三解脱門

同時開催 特別展示

宝物展示室 企画展
「増上寺三解脱門展」

【期 間】
前期 令和4年10月1日(土)~10月30日(日)
後期      11月2日(水)~11月27日(日)
※前後期で展示内容が変わります。
【休館日】
火曜日 ・10月31日(展示替え)
【時 間】
10:00~16:00 (最終入場15:45)
【拝観料】
〔一般〕 700円 / 〔中高生〕 300円 /
小学生以下無料

※徳川将軍家墓所 共通券:1,000円

宝物展示室 企画展示「三門展」

ご注意
・状況によりお時間等、変更となる場合がございます。HP「お知らせ」にて最新の情報をご確認ください。


増上寺「三解脱門」はとバスツアー