お知らせ

「鴟尾」の修復完了のご報告

2021.05.01

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〝燦然と輝く「鴟尾」が姿を現しました〟

 この度の大殿屋根瓦総葺き替えを機に「鴟尾」の修理を行いました。これまでの金箔を剥がし、下地の処理を施したのち、改めて金箔を3度押し重ね、特殊なコーテイングで仕上げました。

 「鴟尾」は、火災除けのまじないとして大棟両端に飾られます。もともと中国では大棟の両端を強く反り上げる建築様式が見られ、これが中国大陸で変化して3世紀から5世紀頃に「鴟尾」となったと考えられています。鳥類や魚類と似た形をしており、次第に鯱に変化をしていき、鯱鉾や鬼瓦の由来ともされております。また古代の役人たちの革靴に似ているので、沓形(くつがた)とも呼ばれています。増上寺の鴟尾は、高さ2.4メートル、重さ約1.3トン、奈良の東大寺大仏殿に次ぐ大きさであるといわれています。

 より美しい増上寺大殿へ、着々と。

 改めて、本事業に際しまして、お寄せいただきましたご芳志に、心より感謝申し上げます。
引き続き、増上寺浄土宗開宗850年慶讃事業にご理解とご協力の程、宜しくお願い申し上げます。