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企画展 徳川家康と増上寺三大蔵企画展 徳川家康と増上寺三大蔵

概要概要

企画展 『徳川家康と増上寺三大蔵』

このたび「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」がユネスコ「世界の記憶」に登録されました。これを記念して、増上寺では「徳川家康と増上寺三大蔵」展を開催いたします。
この「仏教聖典叢書」とは、ただしくは「大蔵経」といいます。大蔵経とは一蔵が5000巻を超える一大叢書であり、仏教文化の根拠と基盤をなす一大文献群です。
増上寺には、江戸時代初期に徳川家康公が寄進した三種の大蔵経があり、これを「三大蔵」と呼びならわしています。これら三種の大蔵経は、中国および朝鮮の各時代における印刷技術の粋を集めて制作されており、それぞれが文化史的にも極めて貴重な文化財です。また三種もの大蔵経が一箇所に所蔵され、長年にわたり保管される例は世界にも類がございません。
この増上寺三大蔵がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを祝して、膨大な量を誇る三大蔵の一端を展示させていただきます。世界が認めた仏教文化の粋をご覧ください。

【会  期】 令和7年4月19日(土)~ 9月8日(月)
【会  場】 増上寺宝物展示室 大殿地下1階
【主  催】 大本山増上寺・浄土宗
【開館時間】 平日11:00~15:00、土日祝日10:00~16:00
【休 館 日】  火曜日 ※火曜日が祝日の場合は開館
【料  金】 一般 700円(税込)、中高生 300円(税込)、
         小学生以下無料
         ※徳川将軍家墓所拝観(500円)との共通券料金1,000円

展示品一例

宋版大蔵経
宋版大蔵経
中国・南宋時代:12世紀刊
※写真の「宋版大蔵経 第一箱(大般若波羅蜜多経 巻第一~巻第六十)」は東京国立博物館特別展示企画にて展示
撮影:東京国立博物館
元版大蔵経「阿弥陀経」
元版大蔵経「阿弥陀経」
中国・元時代:13世紀刊
高麗版大蔵経「阿弥陀経」
高麗版大蔵経「阿弥陀経」
朝鮮・高麗時代:13世紀刊
企画展 徳川家康と増上寺三大蔵
徳川家康書状

※宝物展示室では本企画展とともに「狩野一信の五百羅漢図」第31幅~40幅、英国ロイヤルコレクションの一つである「台徳院殿霊廟模型」を同時展示しています。

外部展示 特別企画「増上寺の三大蔵―徳川家康寄進の三種の大蔵経―」 外部展示

特別企画
「増上寺の三大蔵―徳川家康寄進の三種の大蔵経―」

【会  場】
東京国立博物館 本館特別1室
【会  期】
4月28日(月)~6月22日(日) 9:30~17:00
         ただし、金・土曜日と5月4日(日)・5日(月・祝)は9:30~20:00
         ※入館は閉館の30分前まで
【休 館 日】  
月曜日、5月7日(水)
         ※ただし、4月28日(月)・5月5日(月・祝)は開館
【主  催】
東京国立博物館・大本山増上寺・浄土宗
         ※開催情報は会場にお問い合わせください。
【お問合せ】
東京国立博物館:050-5541-8600(ハローダイヤル)