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国の重要文化財 増上寺の三解脱門(三門)

 まずは、早速に協賛金をご志納いただきましたご寺院様には当ページをお借り致しまして厚く御礼申し上げます。

 さて、増上寺・三解脱門解体大修理は、法然上人浄土宗開宗八百五十年慶讃事業の一大事業でございます。

 この三解脱門は、慶長十六年(1611年)、徳川家康公の助成により、幕府の大工頭・中井大和守の配下によって建立され、その後、慶長十九年(1614年)強風により倒壊、元和八年(1622年)に再建されました。現在では、江戸の初期に造営された当時の面影を残す唯一の建造物であり、大正四年(1915年)に国の重要文化財に指定されています。

 三解脱門は略称を三門といい、貪欲・瞋恚・愚痴の三悪(三毒)を解脱するという意味からこの名があります。

 構造は、間口約19m、奥行約9m、高さ約21mの二層建てで、左右に各約5.4mの山廊を有しており、東日本最大級の大きさを誇っております。

増上寺三門楼上内部  楼内には、天正末年から慶長年間前半にかけて作られた釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されており、その手前に当山歴代上人像三十一躰が並んでおります。このような歴史と荘厳さをもつ三解脱門を後世に伝え残していくことは、我々の責務であると考えます。

 今後の工事予定につきましては、オリンピック終了後に2年程の期間をかけて今一度詳細なる調査を行い、その後に解体大修理を行う予定でございます。

 皆様方のご理解・ご協力の上にこの大事業が完遂されますことを祈念申し上げ、ご報告とさせていただきます。