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聖冏上人六百年遠忌記念特別展「浄土宗七祖聖冏と関東浄土教」

青銅製燈籠 再び増上寺に  増上寺を開いた酉誉聖聡上人の師である了誉聖冏上人は、五重相伝を確立し、現在の浄土宗の基礎を築いた方として知られています。暦応四年(1341年)常陸国久慈郡岩瀬(茨城県常陸大宮市)に生まれ、瓜連常福寺(茨城県那珂市)了実上人の元で出家、浄土宗義から他宗、他教まで修学を重ねて数多くの著作を残し、江戸小石川の草庵(のちの伝通院)で80歳の生涯を閉じました。

 本年は聖冏上人の六百年遠忌に当たり、10月3日に増上寺にて奉修される「了誉聖冏上人六百年御遠忌報恩法要」をはじめ、いくつもの関連行事が予定されています。

 その一つが神奈川県立金沢文庫(横浜市)で開催中の特別展「浄土宗七祖聖冏と関東浄土教」です。常福寺所蔵の名宝を中心に、聖冏上人の足跡と、中世・近世の関東における浄土教の展開の一端を紹介する展示となっています。増上寺からは聖冏上人像、法然上人像、七書ほか二点を出陳しております。

【会  期】令和元年(2019年)5月17日(金)〜7月15日(月・祝)
【会  場】神奈川県立金沢文庫
【主  催】神奈川県立金沢文庫、常福寺
【特別協力】増上寺、傳通院、誕生寺、香仙寺、浅草寺
【開館時間】午前9時〜午後4時30分
【休館日】 毎週月曜日、ただし7月15日は開館
【料  金】20歳以上:600円、20歳未満・学生:500円、65歳以上:200円、高校生:100円、中学生以下・障碍者は無料
【特別講演会】仲田昭一氏(那珂市歴史民俗資料館館長)、林田康順師(大正大学教授)

お問い合わせ

詳細は神奈川県立金沢文庫までお問い合わせください。

金沢文庫
TEL:045-701-9069
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