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元祖のご恩徳を讃える

御忌大会 盛大に円成

 木季生御法主台下、開白・御親修より、4月2日〜4月7日までの6日間にわたって、関係各位の協力のもと、各座法要と詠唱大会が荘厳かつ盛大に奉修され、元祖法然上人への報恩行が勤められました。

4月2日

 午前10時より大殿本堂において開白法要が始まり、表千家堀内宗完宗匠による献茶が行われ、法然上人のご宝前に供えられました。大殿三階仏間・光摂殿大広間・光摂殿講堂において茶席が開かれ、約六百名の参加者で賑わいました。

4月3日・4日 御忌詠唱奉納大会

 2日間にわたって第38回御忌詠唱奉納大会が行われました。

【参加教区】
3日 青森、岩手、秋田、宮城、茨城、埼 玉、千葉、長野(献供)、静岡(舞)、他
4日 北海道第一、北海道第二、山形、福島、群馬、栃木、東京、神奈川(舞)、山梨(献供)、他
総参加者数 1,339名

4月5日

 唱導師法要が始まり、御忌も佳境に達しました。晨朝法要は当山執事長友田達祐上人が、元祖上人への報恩として特別法要を厳修しました。

 日中法要では、栃木教区 照光寺 乃昶上人が声明法要を修されました。日没法要は御親修により御歴代大僧正御年忌、尊宿先亡、式楽師先亡各位の御回向が、関係者参列のもと勤められました。

4月6日

 晨朝法要は浄土宗宗務総長豊岡鐐尓上人の導師で一宗法要が営まれ、浄土宗役職者が多数随喜して勤められ、引き続き宗行事の叙任式が行われました。

 日中法要は、東京教区 法徳寺 白井常祥上人が引声阿弥陀経法要を勤められました。

 引き続き、日没法要では恒例の御忌大施餓鬼会百萬霊回向が御親修により勤められ、併せて、霊廟・墓地先亡追悼会、諸講中先亡追悼会が修されました。

4月7日

 晨朝法要は元祖法然上人降誕会法要で、当山協議員・東京教区 無量寺髙橋誠実上人が御代理導師として勤められました。この法要では、元祖の御降誕を祝い、淑徳高等学校聖歌隊・増上寺合唱団による仏讃歌の奉納がなされました。

 日中法要は、福島教区 常泉寺 高濱秀道上人が浄土法事讃法要を修されました。

 最後に今年度御忌大会を結ぶ結願法要を御親修によって厳修。元祖法然上人への報恩の大きな念仏の声が、三縁山境内に響き渡りました。