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静寛院宮奉讃法要のご案内

alternate  和宮様(静寛院宮、14代将軍徳川家茂公御正室)は仁孝天皇の第八皇女、孝明天皇の妹宮として弘化3年(1846年)に生まれ、徳川14代将軍家茂公に降嫁しました。

 公武合体という朝廷と幕府を結ぶこの結婚は、開国と攘夷に揺れる当時の国内世論を統一し、外国からの干渉を排除する重要な役割を担うものでした。家茂公没後は静寛院宮として江戸に留まり、大政奉還、江戸城開城など新旧体制の円滑な移行、江戸市中の治安維持に努め、その後の徳川将軍家の処遇、旧幕臣の救済に貢献しました。

 本年も和宮様の奉讃法要を下記の通り行いますので、ご案内致します。

【日時】令和2年10月2日(金)
    13:00 奉讃法要 御親修

和宮様の墓所

alternate  和宮様の没後、明治政府よりご遺体を京都へ戻すよう沙汰がありましたが、ご本人の遺言により増上寺境内北側の御霊屋にあった家茂公の墓所の隣に葬られました。旧霊廟全域が戦災で焼失したのち改葬され、境内西側の徳川将軍家墓所内に、今も家茂公と並んで祀られています。